温度パワーセンサーの原理
温度制御の技術情報

温度パワーセンサーの原理

動作原理

コントローラーとして使用できる高性能バイメタルサーモスタットを小型、低価格で提供することを目標に開発された「コントロール型サーモスタット」。半永久的な寿命を持つシャープな跳躍バネと、材料歪みが生じない平らなバイメタルを組み合わせた上、感度を上げるためにバイメタルを2枚使用しています。
小DIFF.サーモスタットの高性能を保証するシャープな跳躍バネ。この跳躍バネは極めて小さな応差(0.05m/m位)でON/OFFし、これを温度に換算すると約3deg.に相当します。跳躍バネの材料はベリリウム銅で、1000万回以上の繰り返し動作にも耐えることができます。
平板状のバイメタルは、1,000万回の温度履歴を経ても原点に戻ります。
またベリリウム銅でできた跳躍バネは 、極めて小さな応差(0.05mm位)でON/OFFし(温度換算で約3deg.に相当)、1000万回以上の繰り返し動作にも耐えることができます。
そこで、跳躍動作を専門の跳躍バネにまかせ、バイメタルを2枚にして感度を倍にし、小型・密封式の構造にまとめ上げました。それが温度パワーセンサーです。

特長

■コンパクトなクローズドケースに入っています。
■ディファレンシャルは最小3deg.まで作ることができますから、コントローラーとしての守備範囲は、かなり広範囲に及ぶでしょう。
■機械的寿命は1000万回/電気的寿命は定格において10万回、定格の1/2では50万回、1/4では100万回に及びます。
■さらに価格は魅力的です。数量によって大きくスライドしますが、ディスク型プロテクターサーモスタットの数倍、電子サーモスタットの数分の一でお求めいただけます。

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