温度制御の技術情報
ディスク型サーモスタットの原理
温度パワーセンサー(TPS)とディスク型バイメタルプロテクターの構造と特性比較
カタログPDF (107KB)
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動作原理と構造図
バイメタル自身を球面に成型することによって跳躍動作をさせる、極めて単純な構造をもった「ディスク型サーモスタット」。構造が簡単なため大量生産方式に適当で、価格も安く、世界中のバイメタルサーモスタットの80%は、この方法を応用しています。
しかしバイメタル材料自身は普通の鋼材に近い性質のもので、バネ材ではありません。バネ材ではない普通の金属板をパチンパチンと跳躍動作させれば当然、最初に成型した球面は次第に形状が変形して平面に近づこうとします。従って、この方式のサーモスタットはあくまで数千回〜数万回の寿命しかありません。プロテクターとしてはパーフェクトに近い能力を有していますが、コントローラーとして使うことはできません。
しかしバイメタル材料自身は普通の鋼材に近い性質のもので、バネ材ではありません。バネ材ではない普通の金属板をパチンパチンと跳躍動作させれば当然、最初に成型した球面は次第に形状が変形して平面に近づこうとします。従って、この方式のサーモスタットはあくまで数千回〜数万回の寿命しかありません。プロテクターとしてはパーフェクトに近い能力を有していますが、コントローラーとして使うことはできません。