クロスバー接点(微少容量接点)について
温度制御の技術情報

クロスバー接点(微少容量接点)について

説明
普通の接点は最高使用電流を2Amp./5Amp.max.のごとく表示しますが、最小電流はどれ位なのでしょうか。一般的には50mA〜100mA位までとし、それ以下は微少電流用の特殊接点の守備範囲に任せます。
当社の2Amp.5Amp.シリーズも普通接点の最小電流を50mAまでとし、それ以下はK接点と呼ぶクロスバー接点を使います。クロスバー接点は1mA〜100mAを守備範囲を決めていますので、50mA〜100mAの間が普通接点と微少容量接点の共有範囲になります。勿論、この使用範囲はあくまでも確率論です。普通接点でも20mAで使うことは可能ですが、接触不良が発生する可能性は増えるでしょう。クロスバー接点の守備範囲は1mA〜100mAだとお考えください。
さてクロスバー接点の構造は台形の貴金属接点を、クロス状に接触させるのです。この方式の優れている点は、接触面積が小さくできるので単位面積当りの押し圧が大きくなり、確実な導通が得られることです。また、接触面積が小さいので、微少ゴミが接点内に挟まって、接触不良を起こす確率が少ないことを挙げることができます。
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